私は茫漠とした地平線に風穴を空けるのだという確固たる意志を持って洋上を飛翔する弾体。私を打ち出した大砲は鋳溶かされて月面歩行機械の一部品となっており そちらが良かったというボヤキは遥か後方。目標を撃滅するのだという司令官の声だけがいまだ私に…
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